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アメリカ旅を振り返る〜ピッツバーグ編〜

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ただいま〜。
アメリカ旅から戻って参りました。
10日間で3州を廻ったのですが、仕事でアメリカに入るのは初めてだったので、記憶があるうちに大切な記録としてまとめておこうと思います。
写真の一枚目がスタバ!なのは、この旅行中、スタバは欠かせないものだったから。
実際に街中でスタバに入る時間は残念ながらなかったのですが、往復の機内のコーヒーが大好きなスタバだったことは私をとても気分よくさせてくれたのでした♪
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関空を出発して11時間。サンフランシスコで乗り換えピッツバーグへ。シスコ上空はお天気がいまいち。40分間ほど上空で旋回した後、ぐらんぐらんの頭でアメリカの地を踏みました。匂いフェチなわたしとしては、この外国の空港の匂いがたまらなく懐かしくって。トロントの空港で働く友人を想い。さまざまな一人妄想をしながら大荷物を押してワクワク入国したものです。
ちなみに、時期的なものか入国審査は非常にスムーズでした。
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ピッツバーグには三日間の滞在でした。主な目的は、事前にコンタクトをとっていた医師に逢い、大学病院見学をする。自分たちのプロジェクトの理解共有と医療安全の視点からの取材。もう一つは、ピッツバークにあるWISERというシミュレーションセンター見学でありました。
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お話を聞いていて、印象に残ったことの一つに「患者の安全」のためにはお金をかけて当たり前だ、という病院全体としての強いモットーがあったことです。私たち医療者は、患者さんの命を預かる職業です。そのために「失敗」が許されません。しかし、人間である以上、失敗が100パーセントない、ということはありえないのです。そこで、その「失敗」をどうしたら防ぐことができるのか、残念ながら起きてしまった事故から何を学び次に生かすのか、といったことを考えてゆくことは非常に大切なことなのです。
それは、常日頃の医師と看護師間のコミュニケーションの問題であったり、必要な知識、技術の習得、環境や物品の工夫であったり、そのときの心理状態の解析、勤務体制であったり取り組めるところはたくさんあります。
アメリカでは、こういったことが学問として既に成り立ち、積極的に取り組まれているのですが残念ながら、日本においてはまだまだ新しく、学問としてはまだ機能していないのが実情であります。
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最も、人種が違い、文化が違い、社会も異なることですから一概に日本が遅れている、というだけの問題ではないと私は思っています。ただし、既に取り組まれていることを北米医療社会から学べることもあるだろうという期待を含めた今回の視察旅行でありました。
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かつて、炭坑の街であったピッツバーグは今では、「knowledge town」:学問の街と呼ばれているそうで。街の中心に有名な大学が3つそろっていて、学生だらけ。勉強するには非常に恵まれた環境に感じました。この教会のような建物も校舎の一つなんです。
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中では、学生さんが黙々と勉強。スタバも入っていましたよ〜。
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病院の中は、ホテルみたいに綺麗。ビジネス社会ですからね。たくさん素敵な絵画や写真が飾られていました。
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そびえ立つ、この3つの建物は看護師の寮!だそうです。
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スタバ、スタバ!
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大好きなトロントやボストンに負けずに素敵な建物をたくさん発見できて、思いのほか気に入ったピッツバーグでの三日間でした。次はアトランタです。
by tomorish825 | 2010-01-31 22:58 | 自分の事

Canadaトロントで過ごしたワーホリ生活+α→その後


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